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ハムレット公演 In London


London在住のなつきさんのレポートを掲載許可いただきました。ほんとうにありがとうございます。
以下、なつきさんの文章を記載します。
(更に詳細になつきさんのHPへ。劇場の写真等があります。個人的にこっそりとお楽しみください)



8月28日

今日はSadler'sWells劇場で行われた野村万斎主演「ハムレット」を見てきました。
向かう途中のバスの中で本を完読。ストーリを理解できたことそれ幸い、
難解な日本語が怒涛のごとく言いまわされていくので、
一読していなかったならば全くといって展開を把握できなかったことであろう。

「尼寺へ行くがよい!さあ尼寺へ行け!尼寺へ!!」
ハムレットが愛するオフィーリアに対して罵倒を言い吐くこのシーンがある。
神にハムレットを正常に戻すようにと祈る彼女に対ししつこく何度も言い寄るハムレット。
そのオフィーリア役が中村芝のぶ丈、その錯乱状態を演じ方が生々しく
全ての観客に同情心を掻き立たせる演技であった。さすが歌舞伎の女形である、
非常にニンが合っていた。

何より驚いたのが女形の演者だ。篠井英介さんの舞台姿はまさに女性そのもの。
さすが花組芝居で第一線に立たれた方だ。
仕草、動作、声帯、男性の視角は一切見せていない。
上記に記した芝のぶさん、舞台での第一声を耳にして仰天した
男性なのに完全女性の声帯を持っている!容姿は誰が見ても女性そのもの
この劇がシェークスピア劇にのっとり男性のみで演じられている事を知らずにきた来観者は
王妃と娘子が男優であるとは夢にも思わないだろう。

千差万別の出身の役者が今回は集められたが各人
W.シェークスピア作品を舞台での上演経験者達だということが分かった。

セットは巨大な箱のみ。その箱がシーンごとに分解されさまざまな展開を物語る。
王・王妃等が登場するシーン。タロットカードのような絵柄の箱の側面が開き、
赤色に染められた9つの仕切られた部屋が現れる。まずここで美術面の魅力に惹かれた。
見るもの圧巻の物ある。墓堀が地下から現れたり、金に塗料された樹木など創意工夫がなされていた。
演技だけでなく美術セットもこの劇の評価に加算されていることに納得。

最前列にいたので後ろの様子は伺えなかったのだが
雑誌等によるメディアの宣伝効果もあって多くのイギリス人も足を運んでいた。
カーテンコールの際、振り返ればスタンディングオベーションも起こっていた。

興奮冷めやらぬまま帰ろうと思ったが、楽屋出待ちを思い切ってすることを決心。
日本と違い、建物内で出待ちができた。もちろん楽屋内までは入れない。
夜が更けると急激に寒くなってきだしたから冷気に触れることなく待つことが出来てよかった。
さて、室内では緊張で胸が張り裂けそうになっていた。
もう普段の冷静さはどこへやら、足は振るえ地に足が着いてる感覚がない。
まだかまだかと役者出を待っていた。持参した地元紙日曜版に載っていた記事に
自分が素顔で判断できる限りの各役者さんのサインを頂いた。

芝のぶさんと写真を撮っていただけてしあわせー☆
素顔の芝のぶさんは舞台の面とは違いやはり男性のオーラが漂っていた。
でもなんとなく女性の雰囲気もあった。表情は柔らかく丁重に私のサインに応じて頂いた。
最後に野村万斎さんが出口に来られた。彼だけがマネージャーさんと管理者を連れ添っていた。
ホテルで取材があたそうだが無理言って一緒に写真を撮ってもらった。
「あぐり」の栄介さんのような一風変わった独特の雰囲気をお持ちのお方だと感じた。

劇評には少々辛口コメントを書かれていたが私は十二分に堪能できた。
ただ好きな役者に目が行き過ぎて台詞を耳に入れて理解することが出来なかった。
千秋楽の九月六日にも再び観劇しに行くので次こそは目移りせずこの作品の理解を深めようと思う。


     



9月6日

ハムレット最終日。日本ではたしか44公演を行いこちらでは10公演だったでしょうか。
今日でその長い公演が終幕するとあって個々の役者の気合のこもった演技がみなぎっていました。
力を入れすぎて万斎さんは2度噛んでいました。
3回観に行きましたが、最初は感銘を受け2日目は客観的に見れ、
最終日は細かい台詞の意図をつかめるようになりました。

オフィーリアの芝のぶさんに花束と手紙を渡しました。
今日知り合った友達の友達はホレーショー役の横田さんに向かって肩をたたき、
「Good Job!!」と大声で親指を立てて言っちゃいました。恥ずかしかった。
でも「あっありがとう」と返してくれたそうです。いい人だ!!


      



 なつきさんから、メッセージを頂きました。

 ハムレット、本当によかったですよね。
 私もハムレットをきっかけで横田さんのことを好きになりました。
 あんなにファンにやさしい方は見たことがありません。
 街中でお見かけした時に話しかけられなかったのを今でも後悔しています。

>>2月末に帰国されるとのこと、横田さんの3月以降の舞台を楽しみにされていました。
   こんどは、ぜひ劇場でおあいしたいですね!



















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